マイナンバーカードがいよいよ義務化されようとしている。
マイナポイント付与の一大キャンペーンの効果も薄く、ついに政府がしびれを切らした。
そもそも日本人のDNAにマイナンバー(国民背番号制度)は馴染まない。
よほどの効果、便利さを国民に周知させる必要があるだろう。
またセキュリティ面や情報漏洩が発生した場合の対策や、カード紛失による再発行の迅速な手続の確立も必須になる。
問題が発生した際の責任の所在も明確にすべきだろう。
そのためにはアナログ世代では無くシリコンバレーで起業した経験もある台湾の若きIT閣僚のオードリー・タン氏のような人材の登用が効果的だ。
こういうリーダの旗振りにより初めて国民の理解と納得が得られると思う。
ネガティブなことばかり並べるつもりは無い。
デジタル化、DX、AIは人類に大きな利益と幸福をもたらせてくれる技術であることは間違いない。
いい道具はその特性を理解し慎重に扱う大工の棟梁の手によって初めて活かされることを忘れなければ。