ヤオコーが埼玉県川口市上青木で行われている川口市のPPP事業「SKIPシティ」C2街区に今夏出店することが明らかになりました。
「SKIPシティ」は上青木3丁目地内の約15haを整備予定地とした「さいたま新産業拠点整備計画（SKIPシティプロジェクト）」として埼玉県が平成8年に策定、平成15年にA街区のまちびらきがおこなわれました。またB街区では「NHK川口施設（仮称）」の建設がすすんでいます。
残るＣ街区の整備については長年の検討課題となっていましたが、敷地をさらにＣ1・Ｃ2街区へと分割しＣ1街区に産業振興・産業発信拠点建設を予定しています。
そしてC2街区には商業施設を整備しまち全体に賑わいを創出、神奈川県の「ハマミーナ（茅ヶ崎市南西部複合施設）」「ブランチ茅ヶ崎（神奈川県茅ケ崎市）」を事例としたうえで、川口市がプロポーザル方式で事業主を公募しました。その結果、ヤオコーが優先交渉権者として選定され、令和5年9月28日に両者は「事業用定期借地権設定契約」を締結、契約期間は令和5年12月18日から令和35年12月17日までの30年間、ヤオコーは敷地面積11,105.34㎡を年間1億1,407万4,052円で借り受けることになりました。なお、プロポーザルではヤオコーのほかにイオンタウン、ケーズホールディングス、マミーマートも応募していました。
「（仮称）ヤオコー川口上青木店」大店立地法届出/店舗面積3,498㎡・駐車台数169台
ヤオコーは現在川口市内で「ヤオコー川口本町店」「ヤオコー川口朝日店」の2店舗を展開中です。今回の選定をうけ、川口市内で同社3店舗目となる「（仮称）ヤオコー川口上青木店」について、総店舗面積3,498㎡、駐車台数を169台とし10月末に埼玉県に大店立地法新設届出を提出しました。小売業者はヤオコーの他にも入店予定（未定）で、飲食店も併設される見込みです。その他の届出内容は以下のとおり。
・店舗名：（仮称）ヤオコー川口上青木店
・新設予定日：2024/07/01
・所在地：埼玉県川口市上青木四丁目13番74
・設置者又は届出者：㈱ヤオコー
・小売業者：㈱ヤオコー、外未定
・総店舗面積：3,498㎡
・駐車台数：169台
・駐輪台数：100台
・荷さばき施設の面積：602.6㎡
・廃棄物等の保管施設の容量：56.3㎥
・営業時間：8：00-22：00
・駐車場利用可能時間帯：7：30-22：30
・駐車場の出入口数：2 箇所
・荷さばき施設の荷さばき時間帯：6：00-22：00
・届出年月日：2023/10/31
計画地から半径1㎞圏内では、北西側に「イオンモール川口前川」、北東側に「イオンモール川口」と2つのイオンモールが営業中です。また、南西約2.3㎞に「アリオ川口」があるなど大型競合施設に囲まれた立地となります。