2023年1月の大店立地法に基づく新設届出件数は45件(mscapeデータベースによる・経済産業省の発表では40件でした)となりました。
届出の中で店舗面積が最大となったのは茨城県稲敷郡阿見町に9月新設予定の「(仮称)カインズ阿見店」の12,444㎡でした。この案件は隣接地に店舗面積3,915㎡の「(仮称)ベイシア阿見店」と同時出店を行うため、一体型商業施設としてみると、店舗面積計16,359㎡の大型計画です。同施設の詳しい内容については、こちらをご覧ください。>>「カインズ阿見店・ベイシア阿見店 茨城県稲敷郡阿見町に出店/ 2023年9月下旬新設予定」
また、企業別では、コスモス薬品が11件で最多、次がクリエイトエス・ディーの3件でした。そのほか、地域別、都道府県別、業態別に紹介していきます。
2023年1月 総店舗面積113,184㎡・平均店舗面積約2,515㎡
2023年1月の新設届出による総店舗面積は113,184㎡、平均店舗面積は約2,515㎡となります。下表では2010年から2023年1月の届出状況です。表では、総店舗面積と届出件数から、1店舗当たりの平均店舗面積も算出しました。グラフでは届出状況の推移がよくわかります。
2023年1月の都道府県別 新設届出件数と分布図
地域別に届出数を見ると、関東地区が12件、九州地区10件、東海地区8件で、近畿地区はわずか2件でした。都道府県別では最も多かった届出数は4件、北海道、千葉県、岐阜県、静岡県、福岡県に9月~10月頃のオープンが多くみられるもようです。MAPでは届出数4件を青色、3件を黄色、2件をオレンジ色、1件をグレーで示しています。
地域別・業態別届出件数
続いて、地域別、業態別の届出件数を表にしました。ドラッグストアの20件が最も多く、続いてスーパーマーケットが12件となりました。